もっと幅広く就活すれば

私の就職活動は15年位前、就職氷河期でした。その頃東京の大学に通っており、地元の静岡にUターンしたく実家から通える以外の会社では働きたくないと狭い視野で就活してしまっていました。結局今は結婚などで静岡も離れていて、大人になったからかあの時地元にこだわらず就活していたら、もっと良い企業で働けたのではないかと後悔しています。

知らない土地で新しい職場で働く事なんてさびしいし考えられなかったけど、職場で新しい人間関係もできて相談できる人とも出会って行けるのだから、一人暮らししてでも、自分のやりたい仕事を優先して就活すべきだったと思っています。業種も学生時代は、自分がどこで何をしたいかわからず、言葉が悪いですが適当に選んでいたので、いろいろな業種でチャレンジすれば良かったとも思っています。私の場合、就活の情報収集が狭すぎたと思います。

又、大学の学内推薦も利用すれば良かったととても思います。実力だけでは大企業で働けないですが、学内推薦というコネも使って良かったのではとコネの良さも大人になってわかってきました。企業を選ぶ際も、メーカー、商社が自分には向いていたと今感じているので、幅広くチャンレンジして応募すれば良かったです。又Uターンにこだわってしまい、結果総合職を選んでしまったので、女性はやはり事務職でスキルアップするのが理想的だったなと感じます。学生時代は、女性でもバリバリ男性と同じように働きたいという考えでしたが、事務職でも十分やりがいもありますし、プライベートも大切にできるので事務職希望で就活すれば良かったです。

そして、15年前は今ほどネットが盛んではなかったので、企業の情報収集がしにくく、ネット活用に少し抵抗もあり、やはりその企業について知識が少ないまま就活していたなと思います。先輩OBの働くスタイルなど具体的なイメージができるくらいの情報量を持って面接なり試験に向かうべきでした。新卒採用にこだわり過ぎて、大手企業での採用は難しかったので、譲歩して派遣会社で紹介予定のある大手企業で最初働きその後正社員の道を手に入れる手もあったのではと思います。そうしたら新卒では難しかった大手企業にも正社員として働く事ができるので、違った形の就活もありだったかなと感じています。

後、やり直せるとしたら、就活用の写真ももっと有名で人気のある写真館で高くても撮るべきだったと思います。写真は大事で、綺麗に撮れている写真で活動する方が自分の自信もアップしますし、企業の印象もアップするので惜しまず良い社員を撮るために投資するのは必要だったと感じています。私の写真はかなり不細工に撮られてしまってそのまま使い続けていたので、途中やる気もうせてきましたし書類選考で落ちる事も多かったのでやり直したい点です。

学生時代は地元に帰ってのんびり暮らしたいなどと考えていましたが、社会人になるのにもっと夢をみても良かったと思います。例えばCAやアナウンサーなどは選ばれた人がする就活だとおもっていて自分がそうなりたいと思っている事を誰かにばれるのが恥ずかしいと思っていましたが、地方のアナウンサーなど受けてみれば良かったと思います。もしかしたらの可能性で何にでもチャンレンジすれば今人生を謳歌できていたかもしれないという期待を持ってしまいます。平凡な人生を選ぶよりも地元にこだわらず、全国、いや世界に目を向けて就活すれば良かったです。又女性目線では海外赴任が多い企業に就職して駐在しそうな男性と社内恋愛するという手もあるなと今思います。そしたら保証された海外暮らしを手に入れられます。

私は地元の小さな企業に就職してしまったので、社内教育もあまりなく自分のスキルアップができない会社だったので、福利厚生がしっかりしている会社を選べば良かったと思います。